和歌と写真とひとりごと

和歌と写真で遊んでいます。shigenone.jimdo.com

竹と翁

f:id:shigenone:20151216003255j:plain

f:id:shigenone:20151216003450j:plain

竹取りの 翁の語る 物語

姫の切なき 物語 しかれど心 揺さぶるは

翁と母の 物語 月より光る 親の情けか

 

森の中を歩いていたら一本の竹に出会いました。竹薮に群生するのではなく、森の木々達と共生しているその姿がとても美しく思えました。竹を見ると誰もは一度はかぐや姫の物語を思い浮かべたことがあるのではないでしょうか。もちろん主人公はかぐや姫であると思いますが、最後の月へ旅立つ場面ではどうしても残された翁と母の心情を思わざるをえません。その後どういう気持ちで暮らしていたのだろうと考えると、とても切ない気持ちに駆られます。かぐや姫だけではなく多くの物語は旅立つ主人公が描かれており、残された人達を描いた物語はきっと少ないのではと思います。残された人達についての物語も、あったら読んでみたいと思います。