和歌の栞

五七五七五七五七五七七の和歌を詠みます

薄紅色の睡蓮の 花は水面に浮かび誘いて

 

艶やかな

薄い紅差し 花開く

水面に浮かぶ 睡蓮の

小さき花が 頬染めて

恥じらいながら 揺れながら

夏の光と

風を手招く

 

ー茂乃音ー