和歌と写真とひとりごと

和歌と写真で遊んでいます

山茶花の 花びら伏して 春を待つなり

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春の風、うららかな日差しの訪れに

花落ちて、山茶花の花はらりはらり

  

音もなく

はらりと落ちる 山茶花

白い花びら 冬の花

花びら伏して きき耳を

立てて静かに 待つ音は

やがて近づく 春の訪れ

 

冬の花、春の訪れ伏して待ちわび

 

茂乃音  2020.03.07

 

冷たさや 冬の泉に 君を求めて

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冬、湧き出でる泉にそっと触れると

その冷たさに心がしゅんと震えます

  

湧き出でる

冬の泉の 冷たさに

温もり求む その先は

まだ来ぬ春の 訪れか

まだ見ぬ君の 面影か

濡れた指先 君を求めて

 

指先は春より早く君を待つなり

 

茂乃音  2020.01.28

 

明けの空 願いを乗せて 鶴よ飛び立て 

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霜月、雪のような無垢な思いが募ります

夜、凍える指先から千の鶴が生まれます

  

指先に

願いを込めて 折り鶴を

折るは霜月 雪の夜

明けて睦月の 白い朝

願いを運ぶ 明けの空

鶴よ飛び立て 富士の高嶺に

 

睦月、千の鶴は明けの空へと飛び立ちて

 

茂乃音  2020.01.10

皆様明けましておめでとうございます。

昨年もこの拙いブログをご覧いただきましてありがとうございました。

今年もマイペースでのアップとなろうかと思いますがよろしくお願いいたします。