手を繋ぎ
二人歩くは 秋の日の
燃ゆる命の 並木道
枯葉がいくら 落ちようと
貴方を想う 心葉は
変わることなく
永遠に染まりて
ー茂乃音ー
手を繋ぎ
二人歩くは 秋の日の
燃ゆる命の 並木道
枯葉がいくら 落ちようと
貴方を想う 心葉は
変わることなく
永遠に染まりて
ー茂乃音ー
落ち葉山
秋の涼しき 風音に
うつらうつらと 眠る頃
瞼にかかる 木漏れ日に
うつろうつろと 目覚めれば
染まる夕陽に
肌は冷たき
ー茂乃音ー
秋空を
淡く染めるは 白雲の
冷めた吐息か 溜め息か
吐息に木々は 肩すぼめ
溜め息受けて 襟立てて
淡き秋空
風は冷たく
ー茂乃音ー
すすきの穂
風にたなびく 襟足を
ゆらりゆらりと しならせて
傍抜ける 秋風を
手招き誘い 抱きしめて
秋の日差しを 共に眺めて
ー茂乃音ー
雲割れて
青く開けた 空の道
羽ばたく羽根は 茜色
空をひらりと 翔け抜ける
秋の枯葉に 手を伸ばし
想いよ届け
道の彼方に
ー茂乃音ー