和歌の栞

五七五七五七五七五七七の和歌を詠みます

2019-05-02から1日間の記事一覧

春空を 歌う桜の 春の詠み歌

桜咲く 花の命の 歌詠みは 芽吹く桜の つぼみ歌 咲いて踊るは みだれ歌 散るは悲しき なみだ歌 短かき春を 思ひ歌いて ー茂乃音ー

繰り返し 咲いて散りゆく しだれ涙よ

繰り返す 人の命の 営みを 咲いて散りゆく 桜木は 見守りながら 花咲かす 流す涙は 花びらか しだれ涙か 八重の涙か ー茂乃音ー

幾重にも 重なり纏う 春の羽衣

桜木の 花は開いて 幾重にも 春の衣を 纏いては 散りゆく前の 艶姿 花咲く春の 装いを 誰に見せるか 春は短かき ー茂乃音ー