和歌の栞

五七五七五七五七五七七の和歌を詠みます

白梅の 蕾まどろむ 春遠からじ

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白梅の

硬き蕾に 包まれて

冬の日差しを 浴びながら

春の訪れ 聞き耳を

立てて微睡む 夢の中

春遠からじ

白き蕾よ

 

ー茂乃音ー