2023-01-01から1年間の記事一覧
秋空さらさ 秋空に 竹藪さらさ さやらさら 東の風に なびかせて 西の風には 残り香を 南の風に 微笑みて 北風吹きて 襟を震わせ ー茂乃音ー
影木立 秋の日の 光を受けて 影木立 染まる秋葉は はらはらと 光る木漏れ日 きらきらと 影を彩る 秋飾り 輝く木立 秋を装う ー茂乃音ー
川辺の光 静けさを 求めて川辺 佇めば 秋の色味を 携えて 彩添える 秋木立 水の煌めき 葉の光 川辺に宿る 秋の光よ ー茂乃音ー
紅葉傘 小春日の 日差しを受けて もみじ葉の 木陰に隠れ 休めれば 木陰にありて さにあらず 秋色染めた もみじ傘 傘を眺めて 秋を眺めて ー茂乃音ー
秋の便り 水流る 秋の便りを 乗せながら 届く知らせに もみじ葉は 頬を赤らめ 染まりゆく 秋ともみじの 恋文は 山から谷へ 里を染めゆく ー茂乃音ー
森の光 森の中 静けさ纏う 木漏れ日は 夏の光を ぬぎ捨てて 秋の光に 衣替え 思い出単衣 脱ぎ捨てず 木の葉に映す 夏の思い出 ー茂乃音ー 1年半ぶりに投稿を再開しました。 どうぞよろしくお願いします。 併せて2つの和歌サイトを作りました。 和歌四十七…