和歌の栞

五七五七五七五七五七七の和歌を詠みます

秋の栞 三頁

紅葉傘

小春日の

 

日差しを受けて もみじ葉の

 

木陰に隠れ 休めれば

 

木陰にありて さにあらず

 

秋色染めた もみじ傘

 

傘を眺めて

 

秋を眺めて

 

ー茂乃音ー