和歌の栞

五七五七五七五七五七七の和歌を詠みます

秋の栞 二頁

秋の便り

水流る

 

秋の便りを 乗せながら

 

届く知らせに もみじ葉は

 

頬を赤らめ 染まりゆく

 

秋ともみじの 恋文は

 

山から谷へ

 

里を染めゆく

 

ー茂乃音ー