和歌の栞

五七五七五七五七五七七の和歌を詠みます

冬の栞 十一頁

冬の羽衣

北風は

 

白い羽衣 身に纏い

 

天を駆け抜け 冬の空

 

衣幾重に 重なれば

 

光幾重に 重なりて

 

輝き幾重

 

冬の羽衣

 

ー茂乃音ー