和歌の栞

五七五七五七五七五七七の和歌を詠みます

春の栞 春を喰む

春を喰む

なごり雪

 

岩に染み入り 集まりて

 

流れとなりて 春を喰む

 

冬の雫は ひと雫

 

集めて温む 春の川

 

雪解け流る

 

春を纏いて

 

ー茂乃音ー