和歌の栞

五七五七五七五七五七七の和歌を詠みます

冬の栞 十四頁

雪解け遙か

雪解けを

 

待ちて冷たく 冬の岸

 

川は凍えて 細くなり

 

枝は震えて 葉は落ちる

 

山の頂 雪解けを

 

共に待ち侘び

 

冬の日差しと

 

ー茂乃音ー